少し前に仕事があって逃してしまった
ダンスサイエンスの授業。
ベルギーの大学講師
オランダのオリンピック競技会などでも活躍中の
スポーツ心理学者
という素晴らしい方の講義。
録画を見ているのですが
内容が濃く
何度も巻き戻して見ている為
全然進まない…!
その中でとても興味深い
+ 最新の情報が聞けました。
目次
コロナ禍に記録更新?!
オリンピック選手レベルの
オランダの水泳選手達のお話。
2020年。
コロナ禍に欧州各国はロックダウンに。
オランダも例外ではなく
プールで実際に泳ぐ事が困難だった
選手達は皆、水の感覚がなくなり
タイムが落ちる事を恐れた。
まぁ、予想できますよね…
秋頃でしたでしょうか?
一時期にロックダウンが解除になり
国内での大会?選手権?の開催。
誰もがひどい結果を予想していたそうですが
なんと…
多くの選手が記録更新したそうです!!
さて何がこの結果を産んだのでしょうか?
講師のスポーツ心理学者さんのお話は
ここからがポイント。
いつものトレーニングができない
ある程度のレベルに達すると
(この場合はオリンピック選手ですから
かなりハイレベルです!)
”量をこなす”
はネガティブになる!!!
この場合は水泳のお話ですね。
◯◯メートルを
✖️✖️回泳げ!
は結果がでないということ。
科学的に証明されているそうです。
どれだけ少ない量で
質の良いトレーニングができるか。
プロのアスリートの定義と年齢は
スポーツによりけりですが
20歳前後からのようです。
個人差がありますが
23~25歳を過ぎ辺りから
年齢を重ねるごとに
身体能力は落ちます。
それでもオリンピックに出場するだけの
スキル+パワー+モーティベーション
を維持できるトレーニング法が必要。
コロナでいつものトレーニングが
できなかった選手達が
できた事はなんでしょう?
休むこと
+
他のトレーニングをすること
まさかトレーニングの内容まで
教えてくれませんでしたが、
つまりクロストレーニングとか
サプリメンタルトレーニング
と言われる類ですね。
そして何よりも
睡眠と休みをとる事です。
ハイレベル アスリートのモーティベーション
スポーツ心理学的から見ると
日々の繰り返しのトレーニングを
◯◯年重ねたプロには
その繰り返しを続ける
モーティベーションの維持が難しい…
同じ事を繰り返すのは
「またかぁ~」と思ってしまいますよね。
それがまだ技術の習得期である
子供や若者は「できるようになる」
というゴールがあるゆえに
飽きずに続けられますが
すでにスキルのある
プロになるとタイプが分かれます。
「またぁ~!?」になる人
または繰り返さないと
落ち着かない人
プロでなく高校の部活で
水泳をしていた方の
似たようなお話を印象的に
覚えています。
根性試しのような顧問の
やり方に耐えられず
休んで自主練。
自分で効果的にトレーニングを
していたわけですね。
そしてしばらくしてから突如
大会の前に部活へ戻り
以前よりかなり良い記録を出し
皆に反感をかったそうです!
さて…
私の受けている授業は
ダンスサイエンス。
スポーツでも
水泳でもありません。
でもダンスも同じなんです。
長くなりそうですので
次回にしましょうか?
休憩は大事ですから!
続きを読む前に5分休憩!
写真:ドイツ ライプチッヒ パルメンガルテン