バレエ団に欲しいダンサー No.3

プラハ チェコ

 

前回  につづき第三弾です。

少し難しい内容ですが

行きましょう!

まず結論を

バレエ団も振り付け家さん達も

個性のあるダンサー

求めている事が多いですよ

注)大きなバレエ団でのコールドバレエの

募集の場合は違うことも…あります!!

 

バレエ団にも色々な形態があります。

プリンシパルからコールドまで

分かれている所もありますが、

ヨーロッパの中規模バレエ団だと

団員全員がソリストや主役兼任、

または小さめのカンパニー

だと皆同じ「ダンサー」。

 

その状況でディレクターさんが

振付け家も兼任であることも多いですから

「この人の持ち味をいかした作品を作りたい」

「一緒に作品を作ったら面白いかも」

と思わせたら成功です。

 
さて個性って…?

ここで言う「個性」は

ジャンプやピルエットが得意

などとは少し違います。

(もちろんそれらも大事ですから

是非アピールして下さいね!)

一言ではなかなか難しいですが、

「ある個人を特徴づけている独特な性質」

え????

…ですよね。

 

偏った、こり固まった考えは

良くないのですが、わかりやすく例えると…

 

彼女はシルフィードやジゼルを踊ると

自然に役に溶け込むとか

(チュチュの下から見える足先が綺麗とかじゃない…です)

 

彼には難しい気性を持った役を

踊らせるとドラマで観客を引き込むとか

(ジャンプがすごいとかではありません!)

 

あのダンサーはフォーサイスの作品を踊ると

目が離せなくなるほど素晴らしい

(脚が180℃以上まであがるとか

筋肉の美しさがたまらないじゃないです…)

などなど…

わかりにくいですか?

 

白鳥のコールドバレエに

個性は求められませんが

チャルダッシュには求められます。
何かが違う!?
もう少し砕きます。

あそこのアイスクリーム屋さんの

ストロベリーチーズケーキは

何かが違う!!

それ、それ。

その何かが違うです。

きっとそのアイスクリーム屋さんは

個性がある商品を作っているのです。

ハーゲン○○ツの工場から出てきた

箱入りのアイスも悪くないけど

あそのお店のアイスは格別!

と思わせる何かです。

その何かを見つけるには

自分の事を良く知る

 
自分を知る

これ難しいです。

かなりレベルの高い難題です。

でも解れば

自分の個性を見つけられ

これからの自分が進む方向も

定めやすくなり

上手く前進できます。

そして、自分を知ると

楽にもなるかもしれません。

 

自分の長所や

特別な個性がわかれば

そこに自信を持ち

強くアピールし

オーディションや

キャスティングに

挑む事ができます。

 

そういう人はオーラが違うというか

自然に光り、目を引くので

本来オーディションで探していた

タイプの人材と少し違っても

「ああいうダンサーも良いよね」

なんてことにもなり得ます。

 

つまり見ている審査側が

魅了されてしまう

 
つまり…

自分はどういうアーティストなのか

考え、見極めて、個性として育て

その個性を徹底的にアピールする。

 

難しいです。

すぐには見つからないかもしれません。

でも意識していると

きっと見つかりますよ!

(ここで「簡単だよ」と思えたあなた

素晴らしいです。そのまま突っ走って下さい!)

 

信用できる誰かに

「私の長所や個性って何だと思う?」

と聞いてみるのも良いと思います。

周りの人は自分をどう見ているんだろう?

というのを知る事は

自己肯定感につながりますから…。

思いがけず自分が誇っていない事

嫌いだな〜、苦手だな〜と思っている事を

褒められたりするサプライズもあるかもしれません。

 

自分の良いところ探して

そこを思う存分アピールして下さい!!

 

オーディションの後の結果に

どう対応する?…のお話はこちら

 

追伸:

余談ですが、難しい話の後に休憩。

個性の説明なんて

大それた事

私にはできないなぁと思い

辞書にお助けを求めたら

いや~

面白い解釈発見しました。

「あなたの言葉を辞書に載せよう。2016」

キャンペーンでの「個性」への投稿から選ばれた優秀作品。

https://dictionary.goo.ne.jp/word/個性/#jn-79318

面白くて大爆笑も

いやに納得できるのもあります!

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