Category: ダンスサイエンス
警鐘を鳴らすべき Significant other の一言
去年この分野に関する事を学び 自分の一番興味のある分野に値しますが スポーツサイエンス、 ダンスサイエンス 教育や心理学では 生徒やアスリートに多大な影響を与える人間を significant other(シグニフィカント アザー) と言う事があります。 この言葉の説明を アメリカ心理学会 American Psych...
「自信を持って」は受け入れ難い?
写真:サグラダファミリア、バルセロナ、スペイン 「自信が持てない」と 若いダンサーの卵さんに 相談を持ちかけられました いつもとても熱心で 優秀、 容姿も淡麗で… どうしてぇ? と不思議になりますが…。 考えていたら 去年のダンスサイエンスの授業での お話の思い出しにも繋がり 文章にしてみま...
Dance Speaks? ダンスは何を語る? No.3
「ダンスは何を語る」の3回目で最後です。 今回は主にダンサーさんから頂いた コメントから考えた事。 「マラサングレ」を踊った ダンサーさん達のコメント 前回少しご紹介させていただきました。 彼らのコメントを読んだ瞬間には 「良かった、彼らの役に立てた」 との安堵感と喜びで 肩の...
ダンスサイエンスの視点から「完璧主義」と「クリエイティビティ」
タイトルは変えましたが 内容は育ちが見えるタブーな傾向No.2。 先日の育ちが見えるタブーな傾向とBeautiful mistake の続きです。 もう少し「サイエンス」の視点から書いてみます。 「間違えてはいけない」 「間違えたくない」 は完璧主義の兆候の一つだと思います。 ...
育ちが見えるタブーな傾向と BEAUTIFUL MISTAKE
最近ダンサーさん達とお仕事をする際に 気になっていたこと。 リハーサル中に ダンサーさん達から 多くの質問をされますが 彼らの質問のしかたから ダンサーさん個々の 踊りに対するスタンスや 考え方が現れ そこから 「育ち」が見え隠れする気がします。 今回の「育ち」は バレエスクー...
実行機能 ただ運動をしているだけでは?
ダンスサイエンスの授業で 面白い研究を紹介されました。 運動と実行機能の関連に 焦点を当てた スポーツサイエンスと 心理学との共同研究。 身体を動かす事が 脳への影響があるとのお話は 皆さんなんとなくご存知かと思いますが どのような運動をするかで 実行機能の効果に違いが少し出たようです。 &...
「頑張る」は便利…でもその言葉のもたらす成果は?
英語に「頑張る」という 動詞がないことに 今気づきました Give some effort Try hard I will do my best などがありますが 時と場合により言い方も違う。 ドイツ語にも一文字の動詞としての 「頑張る」は なかったです。 便利な「頑張る」 ...
音楽が筋肉疲労の回復を促進する!?
音楽を聴く事で気持ちがリラックスする感覚は皆さんありますよね。 でも科学的に見て筋肉の緊張にどう効果があるのかご存知ですか? 先日そんな研究について発表された論文を 早稲田大学准教授でダンス科学を研究なさっている 三浦先生が紹介されていたので読んでみました。 音楽を聴くことで疲労した筋肉の回...
コロナがダンサー達に貢献した事
今日はポッドキャストで 興味深いお話を聞きました。 ある調査で出た結果 ダンサー達がコロナ禍で 一番求めたことは 何かまたは どこかに 「属している」といる感覚。 「属している」といる感覚 仲良しの友達と会うとことも 「属している」 感覚をもたらすのですが もう少...